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　高知市は、東部総合運動場の敷地を拡張し、「東部総合運動公園」として新たなスポーツ施設やレクリエーション施設などを整備するため、２０１８年３月をめどに基本計画を策定する。18年度には都市計画決定に向けた手続きを開始し、測量にも着手したい考え。その後用地取得を経て、早期の着工を目指す。
　基本計画では、敷地を拡張する区域や、どういった施設を整備するのかといった内容をまとめる。区域の拡張については、東側の介良丙、南側の五台山地区とも現状はほぼ農地であり、地元の土地改良区や地権者らと協議をしながら、具体的な範囲を設定する。
　新設するスポーツ施設については、現段階でもさまざまな整備要望が出されており、今後スポーツ振興課とも協議を進めながら、具体的な施設内容を詰める。コンサルを対象とした基本計画策定業務の入札は11日に行う。
　現在の東部総合運動場の敷地面積は約13�f。くろしおアリーナ、野球場、テニスコート、多目的グラウンドなどがあり、９月には多目的ドームも完成、10月１日付で都市公園の採択を受けた。市では今後、都市公園として施設を充実し、スポーツキャンプや各種競技大会の誘致を目指す。

提供：建通新聞社