高松市は、林地区幼保一体化施設整備を第4四半期中に発注する予定。
旧林コミュニティーセンター施設の解体、園舎増築、林幼稚園・保育所の既存園舎改修を施設整備として一括して発注する予定で、3月の定例議会において工事契約の議会承認を受けたい考えだ。
林地区での幼保一体化施設の対象となるのは、林保育所と林幼稚園。
施設整備では、林幼稚園と林保育所の施設を改修し使用するとともに、隣接する旧林コミュニティーセンターを解体した跡地に新園舎を増築する。2018年4〜9月で旧コミュニティーセンターを解体、引き続き新園舎増築に着工、既存幼稚園・保育園の施設改修を進める。19年4月から幼保連携型認定こども園に移行する。
増築する園舎の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ約600平方b。改修する既存園舎は、林保育所が鉄筋コンクリート造2階建て延べ767平方b、林幼稚園が同造2階建て延べ651平方b。解体する旧林コミュニティーセンターは、同造2階建て延べ451平方b。場所は林町1405ノ6。増築等(解体・改修含む)設計は磯野建築事務所(高松市)が担当した。
同市では、教育と保育を一体的に提供できる幼保連携型認定こども園への移行に向けて「高松市立幼保連携型認定こども園整備基本計画」を策定、同計画に基づき市内を7地区に分け、地区ごとの児童数、既存施設の配置状況などに基づき同一体化施設の整備を進めている。林地区と並行して川島地区(対象は川島保育所と山田幼稚園)での施設整備も進めている。
提供:建通新聞社