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　愛知県企業庁は、地域の産業振興と計画的な工業立地を図る目的で、工業用地「安城榎前地区」を新たに開発すると公表した。
　開発地は安城市榎前町地内で、国道23号知立バイパス和泉インターチェンジの南西地域。開発面積は13・８�f。工業用地面積は12・８�f。
　三河港工事事務所では、現況調査と設計を若鈴コンサルタンツ（名古屋市西区）に委託し、２０１８年３月20日までの履行期間で、区画内道路や進入路の詳細をまとめる。
　事業期間は17〜20年度で、18年度から造成に着手する見込み。現況は主に水田地帯。県によると複数の企業を誘致する方針で準備を進めていく。
　また、同地域の東側では、安城市が「榎前工業団地東地区計画」を進めており、約３・６�fの開発に着手している。18年度の工事完了、分譲を予定する。