北陸地方整備局事業評価監視委員会(委員長・川村國夫金沢工業大学教授)の今年度第2回会合が4日、同局で開かれ、この中で国道159号羽咋道路の17年度末における残事業費(見込み額)が約122億円(うち用地費・補償費約34億円)となることが報告された。
同局金沢河川国道事務所が事業主体である羽咋道路は、羽咋市四柳町(起点)〜宝達志水町二口間(終点)を結ぶ延長約6・7キロ、幅員27・0メートルの4車線道路(両側に自転車・歩行者道)で、まず2車線を先行整備する。工事は15年度に着工し、羽咋市側から宝達志水町側へ向けて促進している。路線中には飯山川橋(24・4メートル)、酒井川橋(15・6メートル)、吉崎川橋(33・4メートル)が計画される。
説明によると、総事業費約145億円(うち用地費・補償費約43億円)中、17年度末の執行済み額(見込み)は約23億円(同約9億円)。
事業評価監視委員会では同事業について安全かつ円滑な走行環境の確保、経済効果などを理由に局側が示した事業継続方針を承認した。