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建通新聞社(中部)
2017/10/05

【愛知】三河田原駅前工場跡地活用事業で商業施設棟 あつまるタウン田原

 あつまるタウン田原(田原市田原町萱町1)は、三河田原駅前工場跡地活用事業で商業施設棟の施工者を壽鑛業(田原市)に決めた。予定工期は2018年2月末ごろで、施設のオープンは5月を見込んでいる。
 建設地は豊橋鉄道の三河田原駅に隣接する、田原町長四分1の敷地面積7500平方b。同社と田原市が「三河田原駅前工場跡地活用事業商業施設用地」として、貸付期間18年8月1日から30年間の契約を結んでいる。
 施設概要は商業施設が3棟、親子交流施設、まちなか広場、駐車場などを配置する計画。商業施設棟と親子交流施設を円形状に整備し、各施設を屋根付きの回廊で結び、中心部に広場を整備する。
 商業施設は主にレストランなどの飲食店が入り、地元の食材を提供する。18年5月ごろに先行してオープンする。親子交流施設の整備については、田原市により別途発注する。計画では、18年6月ごろに発注し、完成は19年3月ごろを見込んでいる。
 商業施設の規模は、いずれも鉄骨造平屋330平方b、250平方b、160平方b。まちなか広場は約600平方b。設計は環境デザイン研究所(東京都港区)が担当した。親子交流施設についても、同社の設計で進めており、18年3月下旬までに完了する予定。
 親子交流施設には、文化教室や交流スペース、一時預かり所など子育て世代の拠点施設として、包括支援センター機能を設ける。市によると、想定規模は2階建て延べ1500平方b。
 あつまるタウン田原の担当者は、「田原市のエントランス機能として、田原の魅力を発信していきたい」としている。

提供:建通新聞社