日本工業経済新聞社(山梨)
2017/10/05
【山梨】総合防災公園都決し実施設計にも着手 中央市
中央市は、田富ふるさと公園に替わり総合防災公園が追加となる都市計画公園の変更決定を受けて、新公園の実施設計に着手した。年度末を納期に設定し、用地取得後に見据える2019年度の着工に備える。
新山梨環状道路と田富西通り線に囲まれる一画を整備予定地とする同公園は面積5・1hで、リニア中央新幹線建設に伴い移転する田富北小学校の建設地にある市民体育館やプールをはじめ、多目的グラウンド、駐車場などを備える。また防災公園として、災害時における救助・復旧の活動拠点や、応急仮設住宅の建設地としての機能を併せ持つ。
敷地の北西側に多目的広場、南東側に体育館を置き、南に入口広場を設ける配置を基本に設計を進める方針。実施設計も基本に続いてブレーンズ(笛吹市一宮町竹原田)が担当する。18年度に用地を取得し、翌年度から2カ年による建設を予定している。
田富ふるさと公園に替わり総合防災公園を追加する都市計画公園の変更については、7月から素案および変更案の縦覧を行い、9月29日に都市計画決定している。