全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　敦賀市は、９月補正予算に債務負担行為（１７―１８年度）で限度額６９４５万３０００円を設定している市庁舎建設基本計画策定及び基本設計業務委託について、基本構想原案のパブリックコメント（市民意見募集）が終了する１８日以降に公募型プロポーザルで公告する構えだ。
　９月に行われた市議会市庁舎建設対策特別委員会で理事者が報告したプロポ実施概要案によると、資格は市内建築コンサルと大手コンサルとのＪＶを想定し、延べ５０００平方メートル以上の新築設計業務実績の有無などを求める、としていた。審査委員会による提案内容のヒアリングを経て、１１月中の特定を目指す。
　老朽化が進む市庁舎を現所在地（中央町２丁目地係）で建替える計画とし、新庁舎の規模は概ね延べ１万平方メートル。概算事業費は５４億円。
　なお、４日に行われた市庁舎建設対策特別委員会で基本構想原案が了承されたことを受け、市では５日から１７日までパブリックコメントを実施。出された意見を勘案し、１０月末を目途に基本構想を策定する。