新名神高速道路建設工事に伴い移転する城陽警察署の設計業者が土屋総合設計(大阪府泉佐野市)に決定した。
京都府警察本部は現在地から北側約100mの城陽市寺田庭井を移転先に決定。約4100uの長方形の土地に4階建、延約3300u規模の新庁舎を建設する計画。エレベーターを設置、コミュニティールームを設ける予定。付属施設(車庫・駐輪場・署長公舎等)は約315u。
新名神高速道路の工事を進める西日本高速道路(NEXCO西日本)が移転補償事業として城陽警察署移転を進める。NEXCO西日本は城陽警察署移転新築基本実施設計を公募型競争・総合評価で公告。8月22日に開札し、土屋総合設計が落札し8月24日に契約した。契約金額は税込7921万8000円(税抜7335万円)。履行期間は8月25日から30年8月19日まで。
今後のスケジュール予定によると、29年度に基本設計・実施設計を進め、30年度・31年度に新庁舎建設工事を行う予定。移転時期は32年3月頃の予定。32年度に現庁舎の解体工事を行い、32年度末で移転補償事業が終了する。
新城陽警察署の建設後に解体する現在の城陽警察署はRC造3階建、延2196・16u。