愛知県西三河建設事務所は、急傾斜地崩壊対策「竹下区域」の対策工事(擁壁工)について、現在進めている準備工の完了後、2018年2〜3月をめどに、指名競争入札により発注する見通しだ。
計画によると、対象は中伊町地内の延長38b。現在、準備工として切土工と進入路整備を進めている。対策工事は主に住宅を保全対象として、重力式擁壁工を予定。今後進める積算や設計などから、工事延長など詳細を精査する。
同区域では、2005年度に対策工事に着手しており、中間部の沢を挟んで北側から順次進めてきた。現在は、南側の総延長約270bに対して、部分的に保全対象が存在する区間への対策工事を進めている。
同事務所では、18年度への繰り越し工事として進める方針。順調に進めば、19年度の同区域の工事完了が見込まれる。
設計は石田技術コンサルタンツ(小牧市)が担当した。
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建通新聞社