トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

西日本建設新聞社
2017/10/04

【熊本】遊具更新にPFI検討 熊本市が動植物園の集客アップへ

 熊本市は、PFI手法等による動植物園の遊具等更新事業を検討している。9月27日の熊本地域プラットホーム協議会で、民間事業者に説明した。
 動植物園には、観覧車やモノレール、メリーゴーランドなど12の遊具があり、使用料は園収入の約6割を占めている。だが、設置から30年を超える施設もあるなど老朽化しており、さらに昨年の熊本地震で破損等が見られ、今後の更新が課題になっている。
 計画では、民間の資金・ノウハウを活用して被災した遊具を新設・更新する。新たにカフェ・レストランも建設し、設置者に保守管理・運営を委託する。遊具のリニューアル等を通して集客力を高め、水前寺江津湖公園全体の魅力アップに繋げたい考えだ。
 今後は、11月中旬に現地見学会、12月中旬に個別相談会を実施。平成30年1月以降にヒアリング結果を公表する。
 市資産マネジメント課の高本修三課長は「民間事業者の知恵を借り、市と民間の双方にメリットのある施設整備ができればと考えている。是非検討をお願いしたい」と呼び掛けていた。

提供:西日本建設新聞社
公式フェイスブックページ:「記者 建設探訪