豊橋市は、多目的屋内施設(新アリーナ)の整備を計画しており、9月補正予算に検討調査費1300万円を計上した。2020年代前半の整備に向け準備を開始する。
新アリーナの建設候補地は、今橋町の豊橋公園(面積約21f)内とし、具体的な場所や公園内の配置などを検討する。スポーツやコンサートなどイベントに利用できる拠点として、収容人数は5000人規模を想定している。
また、バスケットボールのBリーグに所属する「三遠ネオフェニックス」の新たな本拠地として見込んでいる。
市によると、検討調査は2018年3月末まで行う予定で、諸課題などを抽出して概要をまとめる。検討調査費の財源は国の地方創生推進交付金を受ける。
また、3月に行われた第6回未来投資会議で、地域振興の拠点機能を持たせたスポーツ施設を2025年度までに全国20カ所で整備するよう、安倍晋三首相が指示を出しており、国の整備計画に採択される可能性もある。
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建通新聞社