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　県は３日、国道２９４号・五郎窪トンネル（仮称）工事の総合評価・ＷＴＯ一般競争を公告した。事業中の白河バイパス（ＢＰ、白河市）・白河ＢＰ工区の主要構造物。２、３者構成の特定ＪＶによる入札で、資格確認申請・技術提案書提出期限27日、12月13日午前10時開札。２月議会に工事請負契約案を上程する。
　今回発注工事は、トンネル工が坑門部を含む延長４７４�b×幅員６・５／14・５�b（掘削＝ＮＡＴＭ工法４６１・７�b、覆工４７２�b）。市街地側から片押しで掘削する。終点方向・市街地側のＢＰ本線改良工Ｌ１３７�b×Ｗ６・５／15�bを含む。工期９１０日間。
　対象者は、特定建設業許可（土木一式）の、ＪＶ代表者が経審総合評定値１２００点以上、ＪＶ代表者外８５０点以上。技術要件としてＪＶ代表に、内空断面積（覆工後）80平方�b以上で施工延長２００�b以上の、ＮＡＴＭ工法によるトンネル掘削および覆工の元請施工実績を求めている。
　総合評価は加算点最高30点。施工計画（配点10点）のほか、技術提案として�@トンネルの地山安定および覆工コンクリートについて配慮すべき事項�A生活環境対策および安全管理について配慮すべき事項│の２テーマ（配点各10点）を設定した。
　入札は直接提出か郵便で、郵便入札は12月12日午後５時必着。
　白河ＢＰは白河市西大沼〜萱根間の延長４１２あ０�b。７年度に事業着手した。26年度の再評価時の全体事業費１５０億９０００万円。
　五郎窪トンネルは、起点側・白河ＢＰ工区（延長２４８０�b）の主要構造物。県は本体工事発注のため、今年度当初予算で、白河ＢＰ工区の整備に、橋梁下部工や改良工事を含め限度額50億５００万円、期間32年度までの債務負担行為を設定している。五郎窪トンネルの９月発注見通しにおける概算金額は40億〜60億円。