愛媛県大洲土木事務所は、長浜大橋の補修調査設計を芙蓉コンサルタント(松山市)で進めている。期間は2018年3月16日まで。補修年次は未定。歴史的価値のある橋梁で、損傷状況に応じた補修方法の検討・策定を行う。
主な補修箇所は、床版工(ひび割れ補修、断面補修、部分打ち替えなど)、鋼部材(ケレン塗装、あて板、部材部分取り替え、部材取り換えなど)、支承、舗装など。
概要は延長232b、幅員5・5b、5径間。1935年完成。中央部に船を通すための跳ね上げ開閉部18bがある可動橋。路線は長浜中村線。
道路開閉橋としては日本で現存する最古の橋梁。
77年には河口側に新長浜大橋(延長333b、幅員10b)が架設され、幹線道路としての役割は移ったが、現在でも生活道路として地元の車両や通学の児童生徒に利用されている。
場所は大洲市長浜町沖浦〜長浜。
提供:建通新聞社