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　福井県が主催し、一般社団法人福井県建築士事務所協会の主管で開かれている「ふくいの木づくり建築塾」は９月３０日、第３回目の講座を開催し、集成材生産工場と木造公共施設を見学した。
　一行はまず、越前市家久町の中西木材へ向かい、集成材の生産工程を視察。木材の管理や実際の作業などを見て回った。
　その後、木造建築物の視察については、南越前町の今庄小学校、今庄なないろこども園で、建物概要の説明を受け、内装などを見学した。
　この建築塾は、中大規模の木造建築をすすめるため、県内の建築士を対象として、木造設計に必要な知識・技術を習得することを目的に、県が実施しているもの。
　今後は７日に「木材・木質を活かした建築物とその可能性」および「木材を使用した現代建築と表現方法」、最終回となる１１月２５日は「中大規模木造建築の防耐火性能」、「魅力ある中大規模木造プロジェクト」のテーマで、講習が行われる予定。