佐渡市は2日、「新佐渡市立両津病院整備基本計画策定支援業務委託」を、公募型プロポーザルで公告した。
参加表明書は19日まで、企画提案書は31日まで両津病院管理部病院整備準備室(浜田177−1)にて持参または郵送で受け付ける。主な資格が市入札参加資格者名簿に登載され、国、独立行政法人国立病院機構、国立大学法人、都道府県や市町村が設置する病院または公的病院の整備(新築または全改築に限る)に関する基本構想・計画の元請実績。また、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会が認定する医業経営コンサルタントの有資格者を統括責任者および主任担当者にそれぞれ充てること。
概要は佐渡市医療構想(15年度)および、新佐渡市立両津病院建設事業基本構想(16年度)、新潟県地域医療構想(17年3月)を踏まえ、新病院に必要とされる機能、規模、建設計画に関する考え方を整理し、建設に必要となる基本計画策定支援を行う。内容は現病院の院内データ分析、新病院における将来推計、建設適地の調査・評価、施設整備方針、整備に係る概算費用の積算など。
提案課題は(1)基本方針検討作業の考え方や手法(2)診療機能(診療科目、病床機能、規模など)の考え方や手法(3)建設コスト削減のための整備手法に係る考え方(4)建設予定地選定作業の考え方や手法(5)フリー提案−。見積上限は920万円(税別)。また、18年度には「新佐渡市立両津病院整備基本計画」の策定を予定しており、今業務の受託者と優先的に業務委託契約の交渉を行う予定。プレゼンテーションおよびヒアリングは11月6日に市役所で実施する。履行期限は18年3月23日までとなっている。