日本工業経済新聞社(山梨)
2017/10/02
【山梨】甲府市健康支援センター建築主体 10月中旬公告へ
2019年4月1日の中核市移行に伴い甲府市は、(仮称)総合健康支援センター建設工事(建築主体)の総合評価一般競争を10月中旬に、同月下旬以降に電気および機械設備工事の一般競争入札公告を予定する。工事費は、9月補正予算に4億7001万1000円を計上した。
健康支援センターは、相生福祉センター(相生2−17−1)の1、2号館の間にRC造2階建てで、延べ床面積約700u規模で建設する。実施設計はアトリエMU(上石田2−3−14)が担当。関連工事として、9月に駐車場設備工事を丸浜舗道(市東光寺1−7−8)を発注し、今後はLAN配線移設工事を予定している。
中核市移行に伴い市は、現在の保健センターを新たに設置する保健所と一体化し、従来の保健・福祉サービスの機能を拡充させ、総合的な健康支援の拠点となる「(仮称)甲府市総合健康支援センター」としての設置を目指す。
保健所を設置するため市は、原則として保健所長としての医師のほか、薬事監視員、毒物劇物監視員、精神保健福祉相談員などの職種を配置しなければならない。
このため、薬剤師、獣医師、精神保健福祉士の資格を持った職員の確保と研修による育成を計画的に行っていく。