岐阜県は、新庁舎建設に伴う立体駐車場整備を設計・施工一体型のデザインビルド方式で整備するため、9月28日から公募型プロポーザルの募集を開始した。締切りは10月16日。応募は設計事務所と施工業者2〜3社で構成するJVとする。技術提案を10月27日までに提出し11月に行う評価後に結果を通知する予定。
立体駐車場整備事業(岐阜市藪田南2ノ1ノ1)は、議会棟の北側の敷地に建設する。事業範囲は、同敷地内に立体と平面で1000台以上駐車できる施設と外構、整備区域内の全ての施設と、電気設備や消防設備、昇降機などの立体駐車場に必要な全ての設備などの他、測量や調査、説明会、各種申請書の作成などとなっている。
予定契約期間は、設計は契約締結日から2018年3月31日で、建設工事は18年4月1日〜19年3月20日まで。
業務規模は、設計が3113万7480円(税込み)、施工は18億4965万2280円(税込み)となっている。
参加者の資格要件は、一級建築士事務所と2者か3者の施工企業で構成するJVとする。設計事務所は延べ床面積9000平方b以上の実績など。また、建設企業の代表構成員は総合評定点数が950点以上で、それ以外の構成員は総合評定点数が790点以上。この他各種要件あり。
県では、新庁舎の建設に伴い駐車場の不足が予想されており、これに対応するため立体駐車場の整備が計画された。建設場所は、敷地内の通路や市道に面しているため、通勤時の車両集中による周辺道路や交差点の渋滞を押さえる計画が求められる。
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建通新聞社(2017/09/28)