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日刊建設タイムズ社
2017/09/29

【千葉】3棟、総延べ約2.2万u/千葉市 特定建築者を公募/千葉駅西口再開発B工区

 千葉市は28日、千葉駅西口地区第二種市街地再開発事業(B工区)の特定建築者募集要項を公表した。都心整備課で来月19日まで応募登録を受け付け、資格審査を経て応募登録者を決定し、11月30日に事業提案書の提出を締め切る。特定建築予定者の選定は12月中旬を予定しており、県知事の承認を受け同下旬に正式決定する。B工区の施設建築物は3棟、総延べ床面積は約2万2450u。2018年度に着工し、19年度末の完成を目指す。
 応募資格は、特定施設建築物を建築するのに必要な資力及び信用を有すること、保留床の所有を目的とする特定施設建築物敷地の地代の支払い能力を有する者等で、共同体を構成する場合は代表する事業者を決め、応募登録以降の手続きは代表事業者が行う。
 年内に特定建築予定者を決定した後、年明け1月上旬に基本協定を締結し特定建築者となる。市は14年3月に事業協力者を新日本建設に決定。その際、「健康福祉を実現するまちづくり」が提案されている。また、特定建築者選定支援業務については本年度、アール・アイ・エー(東京都港区港南2−12−26)へ委託している。
 B工区の施行地区は、中央区新千葉2丁目の一部の区域、施行面積は約0・6ha。商業のほか、居住・医療・健康づくり・保育など多機能な用途の建築物を導入することで、都市の賑わいや多世代の人々が集い賑わうまちづくりを目指している。事業施行期間は、建物竣工後の建物登記等を含めて21年3月31日まで。
 敷地(約4700u)に賃借権を設定するとともに、A工区に引き続き特定建築者制度を活用し、市の財政負担の軽減と民間事業者のノウハウを積極的に活用する事業手法を用いる。
 施設建築物の概要は、B1棟(商業等、住宅)が敷地約890uにRC造地上15階建て、建築面積約690u、延べ約7480u。B2棟(公共施設、店舗)が敷地約1090uにS造地上2階建て、建築面積約870u、延べ約1500u。B3棟(医療施設)が敷地約2720uにS一部RC造地上9階建て、建築面積約1910u、延べ約1万3470u。
 B1棟は1・2階を駐輪場(民間)、3・4階を店舗、5階を保育・教育施設(市の想定)、6階をスポーツクラブ(同)、7階以上を住戸、B2棟は1階を駐輪場(公共)及び店舗、2階を駐輪場(同)、屋上を公園、B3棟はすべてのフロアを医療施設(総合病院)として計画している。
 また、公共施設に関しては、区画街路(カッコ内は施行区域内の幅員で、全幅は市道新千葉38号線が6〜8m、それ以外が6m)として市道新千葉31号線(W4m)、市道新千葉32号線(W3m)、市道新千葉37号線(W3m)、市道新千葉38号線(W4〜6m)、市道新千葉40号線(W4〜6m)、それにB2棟上の立体公園となる新千葉公園(A約0・1ha)、自転車駐車場、ペデストリアンデッキなどを計画している。
 特定建築者の業務内容は、@再開発事業区域の敷地整備及び地下埋設物等調査、除去工事A特定施設建築物の実施設計(各種申請工事含む)B公共施設の実施設計及び工事(公園、自転車駐車場、区画街路)C管理運営計画及び運営体制の構築D公園を含めた棟ごとの維持管理体制の構築E市の交付金等関係資料作成への協力F特定施設建築物の建築に伴う電波障害除去対策(調査含む)G特定施設建築物及び及び公共施設の工事監理及び工事期間中の敷地等管理H特定建築者の施工する工事に係る近隣説明等対応Iその他、特定施設建築物の工事及び公共施設の整備に必要な業務等。k_times_comをフォローしましょう
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