小山町は、道の駅ふじおやまフードテラス整備事業設計・施工一括発注業務公募プロポーザルを行う。既存のレストランは客席数60席程度で、ピーク時間帯には満席となり来客ニーズに十分に応えられていないため、拡張することとした。整備に必要な調査、測量、設計、法手続き、工事施工完了までを一括発注方式により行う。上限提案価格は1億円(税込み)、期限は2018年3月30日。既存レストランは、18年1月8日から3月31日まで休業予定。
参加表明書などの提出を10月2日午後5時まで商工観光課で受け付ける。提出方法は持参または郵送(必着)。質疑は10月5日正午までメールで受け付けて、10月6日午後5時までに回答する。技術提案書の提出は商工観光課で10月20日正午まで持参または郵送(必着)で受け付ける。プレゼンテーション・ヒアリングを10月24日午前10時から行い、10月25日に選定業者の決定について通知する。
技術提案書の内容は、配置図・平面図・立面図・断面図、業務スケジュールなど。
同事業が地方創生拠点整備交付金事業として採択された場合、10月26日以降に優先交渉権者と工事請負仮契約を結ぶ。その後、11月28日ごろに町議会において工事請負契約の締結が可決されれば、正式に契約する。
参加資格用件は、▽同町に本社または営業所を置く建設業許可を受けている者で、経営事項審査結果の総合評定値が770点以上の者▽同業務に関して、一級建築施工管理技士や一級建築士といった技術者を配置できる者―など。
現在の道の駅ふじおやまは鉄骨造平屋1247平方b、04年築。これを210平方b程度増築する。整備概要は、施設面では客席と厨房(ちゅうぼう)の拡張、同整備に伴う機械設備と電気設備工事。その他の整備は多言語サイネージとタッチパネルオーダーシステム設備工事、団体ストック用冷凍設備整備(農村活性化センター内に設置)、第2駐車場整備と修景工事(農村活性化センターの駐車場)など。
施設の場所は用沢72ノ2。
提供:建通新聞社
(2017/9/29)
建通新聞社 静岡支社