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北陸工業新聞社
2017/09/27

【新潟】豪雨被害の復旧、災害防止を/米山知事が提案理由説明/県議会9月定例会

 新潟県議会9月定例会が26日開会し、米山隆一知事は提案理由説明を行い一般会計補正予算案など33議案を上程した。
 一般会計は総額188億3489万3000円となり、同累計額は1兆2744億3276万9000円となる。
 米山知事は、7月に県内で発生した豪雨被害への対応として、「国土交通省などへ被災した河川・道路改良復旧事業などの早期採択を強く要請している。今後も市町村や関係機関と連携して被災した施設等の復旧、今後の河川のはんらんや土砂災害などを防止するため、関連予算を今議会で諮る」と説明した。糸魚川市の大規模火災からの復興については、引き続き国と連携しながら、積極的に協力・支援していく考えを示し、「羽越水害や中越沖地震の節目の年に当たることもあり、過去の教訓を生かしながら、今後の防災対策や災害対応に万全を期し、県民の安全・安心な暮らしの確保に努める」と語った。そのほか、看護職員養成の大学新設を目指す学校法人に対する支援や、地域医療構想の推進に向け、複数病院の再編による中核的病院整備を支援することを挙げた。
 また、8月に開催した県・新潟市調整会議に触れ、「新潟市長とも意見交換し、新潟駅万代広場の整備や新潟西港の魅力創出と活性化など、新潟市が進める新潟駅を中心とした都市機能の充実について、連携して取り組んでいくことを確認した。県としても積極的に参画し、協力していく」と強調した。

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