トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2017/09/27

【愛知】空港エリアへのクルーズ船寄港に向け調査へ

 愛知県は、中部国際空港エリアへのクルーズ船の寄港について、誘致に向けて必要となる整備などを調査・検討していく考えを示した。今後、具体的な予算措置などに向けて調整する。
 県議会本会議で代表質問に立った石井芳樹議員(自民党)に、大村秀章愛知県知事が答えた。
 中部国際空港エリアでは、県が建設中の国際展示場をはじめ、複合商業施設や宿泊施設などの整備が進められている。県は、統合型リゾート(IR)の誘致に向けて研究会を立ち上げ、MICEを核とした国際観光都市に向けた機能整備も検討している。また、飛行機での移動とクルーズ旅行を組み合わせたフライ&クルーズの需要も高まっている。
 クルーズ船が寄港するためには、係留施設などのハード整備が必要となる。このため、必要な整備や、中部国際空港エリアでのクルーズ船寄港の需要などを把握するための調査・検討を行うことにした。今後、調査・検討に向けた予算措置を具体的に検討していく。
 クルーズ船の寄港について県は現在、三河港蒲郡地区で水深11b岸壁の延伸工事を進めている。

提供:建通新聞社