2016年度「優良建設工事施工者」の選定で、県土整備部は各発注機関から提出された35件の推薦調書を26日までにまとめた。同部では10月上旬の決定に向け最終チェックを加えることにしており、優良施工者は優良技術者と合わせ11月に開かれる「第17回住みよい県土づくり表彰式」で知事表彰される。
今回、選考の対象になったのは、16年度に完成検査を終えた工事請負対象設計金額500万円以上の788現場。選定作業にあたっては、工事成績点の上位から絞り込み、84点以上から一定基準を満たした29現場の候補を決定。次いで、各所局長による「特別推薦枠」から6現場を加えた。
最高点は85点。土木系9件と営繕系5件の計14件が並んでおり、これら現場の担当技術者(JVを含め19人)は「優良技術者」として別枠で表彰する。
今後、同部は各推薦書の内容を最終確認したうえで表彰者を確定し、10月上旬の決定を目指して決裁手続きに入る。順調にいけば表彰件数は35件となり、前年度32件と同程度になりそうだ。
各発注機関から提出された推薦書の件数は次の通り。
▽鳥取9件▽八頭3件▽中部5件▽米子6件▽日野5件▽営繕課7件
日刊建設工業新聞