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　横須賀市は、横須賀中央駅周辺の約１０�fを対象とした「横須賀中央エリア整備構想図作成業務」の委託先候補をプロポーザル方式により久米設計（東京都江東区）に決めた。履行期限は２０１８年３月15日。
　横須賀中央駅周辺の横須賀中央エリアでは現在、五つの再開発準備組織があり、その他の複数街区でも今後、新たに準備組織が設立される動きがある。これらの準備組織が個々に検討する市街地再開発事業が連鎖的に事業化され、漠然と低層部を商業・業務施設に、上部を住宅とした再開発ビルが林立しないように、市では、望ましい中心市街地像を示すため、整備構想図（イメージプラン）を作成することにした。
　委託業務では、まちづくりコンセプトやまちづくり方針を設定するとともに、必要な都市機能（公共施設を含む）、その配置、駅アクセス、地区内移動、駅前広場の在り方などを検討する。
　また、エリア内の各街区に期待される土地利用案を検討するとともに、鉄道やバス、タクシーなどの交通ネットワークの受け皿となる駅前広場の概略検討を行うなど、街区別の整備方針と駅前広場の整備方針を検討する。その際に、隣接する複数街区による大街区化などについても必要に応じて検討する。
　提供:建通新聞社