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大阪府は、泉佐野市のりんくう公園予定地（泉佐野市りんくう往来南４番など・空港連絡道路南側）の開発運営事業者を三菱地所・サイモンに決めた。今後、敷地面積約４・９�fを対象に、「魅力ある集客施設」と「みどり豊かな公園」を整備する。
　開発の対象となるのは、既設のシーサイド緑地とシンボル緑地に挟まれた敷地。用途地域は近隣商業地域（建ぺい率80％、容積率３００％）。ここに公園的利用エリアとしてＡ〜Ｃの３ゾーンと暫定利用エリアを整備する。土地は30年間の事業用定期借地契約を結ぶ。
　同社の提案では、主要施設として▽海が見える芝生広場（約３０００平方�b）▽店舗（アウトレット、フードモール）▽休憩所（ランナーズステーション、カフェ）―などを整備する。また、ウォーキングやランニングなど、健康に資するイベントを展開する。事業コンセプトは「りんくうＧｒｅｅｎＬｉｎｋ」―みどり空間が新しいつながりを築く―、とした。
　府では、事業者を選定するため、５月と９月に書類・プレゼンテーション審査を実施。応募したのは三菱地所・サイモンの１者だった。同社の提案では、十分な緑地を確保しており、公園と集客施設との関連性が考慮された施設計画となっている点などを高く評価した。