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　北陸地方整備局は２６日付けで、ＷＴＯ（政府調達に関する協定）の対象となる金沢市月浦町〜神谷内町地先「Ｈ２９―３２金沢東環月浦トンネル工事」の一般競争入札（技術提案評価型Ｓ型）を公告した。一次審査の申請書は２７日から１０月１０日まで、一次審査の評価点上位１２者による２次審査の申請書は１０月２５日から１１月２４日までそれぞれ受け付ける。開札は１８年１月１８日。工事は「週休２日実施支援（受注者希望型）モデル」、「ワーク・ライフ・バランス等推進企業を評価する試行工事」「施工者と契約した第三者による品質証明の施行工事」などの適用となる。
　参加資格は、▽北陸地方整備局における一般土木工事１２００点以上であること▽０２（平成１４）年度以降に同一工事として（１）ＮＡＴＭ工法によるトンネル（２）内空断面積（覆工後の内空面積（代表値））が７５平方メートル以上（３）施工延長（掘削かつ覆工）が９００メートル以上（明り巻含む）の施工実績―の要件を満たす特定建設工事共同企業体または単体、経常建設共同企業体であること―など。
　工事内容は、トンネル工一式、トンネル工（機械掘削）１００６メートル、インバート工１００６メートル、坑内付帯工一式、坑門工（明り巻）１４メートル、仮設工一式。工期は２１年１月１５日まで。設計は東京コンサルタンツが担当。
　同工事は、国道１５９号金沢東部環状道路神谷内町〜金沢森本ＩＣ間の４車線化事業に伴い、１期トンネルの海側に２期線のトンネルを整備する内容。