建通新聞社(神奈川)
2017/09/25
【神奈川】横浜市 青少年交流C跡地活用の入札が不調
横浜市は青少年交流センター(西区老松町)の跡地活用事業者を決める2段階一般競争入札が不調に終わったことを明らかにした。1団体から応募があり、企画提案の審査を通過したものの、9月15日の入札前に辞退の申し出があったという。市では公募条件などの検証を通じて今後の対応を検討する。
青少年交流センターは西区老松町25ノ3他の敷地1125平方bに、鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ3629平方bの規模で1970年に完成。既存不適格で耐震性能も低いため、2016年3月末に廃止した。
月額最低83万5128円(今年10月から32年間の事業用定期借地権)で跡地を貸し付けるとともに、1620万円で既存建物を売却するスキームを立案。既存建物を解体して新たな建物を建設する計画、既存建物に耐震補強などを施して活用する計画のいずれも認める形で、5月から入札手続きを進めていた。
提供:建通新聞社