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　岡山県備前県民局は、広域河川改修事業（緊急対策）で進めている岡山市南区米倉地内の笹ケ瀬川左岸護岸整備に伴い、米倉港を廃止し堤防の前出しを計画している。２０１８年度に設計を委託する予定だ。
　同区間には県所管の排水樋門（大樋樋門）と岡山市所管の排水機場吐出し樋門２カ所（米倉新排水機樋門、米倉排水樋門）があり、これらの統廃合も視野に入れた改修方針を17年度内にまとめ、設計に反映する。
　護岸整備の対象は、岡山西バイパス付近から岡山バイパス付近までの米倉港を含む左岸（岡山市北区平田から南区米倉）延長約４００�b。約50�aから１�bの嵩上げを想定し、パラペットで整備する予定。設計はエイト日本技術開発（岡山市北区）。

「提供:建通新聞社」