岡山県備前県民局は、一級河川旭川の河川工事に伴い工場への取水施設と配水施設の移転新設工事を10月ごろに条件付もしくは総合評価の一般競争で公告する予定。
岡山市北区建部町小倉地内の戸田ピグメントの工場取水施設を移転新設するもので、河川から取水し、堤防を乗り越して堤防背後付近に設けた中継水槽まで送水する取水施設は、取水量1日当たり2260立方b(毎分1・57立方b)、取水口高33・666b、吐出位67・72b、除塵(じん)施設(取水ストレーナー)、導水配管(延長15・6b、径250_)、取水ポンプ室(水中ポンプ・径100_2台)、護床工などの他、取水ポンプから中継水槽までの堤防乗越管(延長約43b、ダクタイル鋳鉄管径150_)と護岸や堤防天端処理を一体的に整備する。また、中継水槽から工場へ送水するための配水施設は、中継水槽が容量8立方b、中継ポンプが陸上ポンプ径125_1台など。この他、旧施設と新施設をつなぐ配管(延長70b、口径150_)と水管橋(ハイビーム方式、橋長5b)は、18年度に別途発注する予定。詳細設計はエイト日本技術開発(岡山市北区)。
「提供:建通新聞社」