四日市市は、川島町地内の金剛川について、流量確保のため一部をバイパス化する計画。現在、設計を進めており2018年度以降に整備に着手する方針。
計画では、川島町地内の「狭間集落」を流れる金剛川が局所的に流量が不足しており、過去の豪雨時に水があふれたことからバイパス水路を整備する。
今回の業務では、バイパス水路として延長56bを検討する。このうち約半分を道路下にボックスカルバートとして埋設し、残る半分をU字水路として整備する計画。水路幅は1b程度を想定。設計でバイパス水路の可能性やルートなどを検討する。設計は富士測量(四日市市)が担当。
付近の道路には集落排水や上水道の管路が埋設されているため、18年度以降で移設などの準備工や用地取得などを予定している。
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建通新聞社