日本工業経済新聞社(群馬)
2017/09/20
【群馬】建災防桐生分会が桐生地区建設業労働災害防止総決起大会を開催
建設業労働災害防止協会群馬県支部桐生分会(山藤浩一分会長)は15日、桐生市市民文化会館で桐生地区建設業労働災害防止総決起大会を開催した。厚生労働省桐生労働基準監督署(大村悦男署長)との共催で、建設関連企業などから約360人が出席した。来賓では桐生市の亀山豊文市長やみどり市の石原条市長の代理で建設課の石原亨夫課長、桐生警察署の服部文雄署長の代理で生活安全課の斎藤宏文課長、県桐生土木事務所の下田剛久所長なども駆け付けた。
開会後、山藤分会長は「今年も残り3カ月半となった。今年を無事故無災害で乗り切ってもらうため、各人が身の回りの確認や不用意な事故の無いよう、お互いに気を遣いながら作業に取り組んでもらいたい」と呼び掛けた。
続いてあいさつに立った大村署長は「一度、重篤な災害が発生すれば、会社の屋台骨を揺るがす事態となるため、労働災害にはくれぐれも気を付けてもらいたい。また、墜落災害の防止を重点課題として労働安全に取り組んでもらいたい」と訴えた。
会では、表彰式、来賓あいさつ、環境すみずみパトロール隊の活動報告、大会決議の読み上げ、桐生鳶工業組合による木遣りが行われた。表彰式では、4年以上同分会の役員として安全衛生基準の向上に貢献した坂本建設の新井茂男代表取締役が功績賞を受賞した。
第二部では「心身を整えるリラクセーション法」をテーマに群馬医療福祉大学の桐山勝枝氏による講習会が行われた。