建通新聞社(神奈川)
2017/09/20
【神奈川】綾瀬市 空家等対策計画案策定へ
綾瀬市は、空き家の適正管理と利活用への取り組みなどを盛り込んだ「空家等対策計画(案)」を策定する意向で、策定に向け調査・分析など支援する業務を大輝(東京都府中市)に委託して進めている。履行期限は2018年3月5日まで。
市は16年度、市内にある空き家の状態や戸数、所在地などを把握する実態調査を実施。これを基に、今後取り組むべき対策の方向性、基本的な考え方を示した同計画案を策定する。
空き家は、倒壊事故や景観の阻害、防災・防犯の機能低下、ごみの不法投棄の誘発など、生活環境の悪化を招く要因となっている。市では今後、これを解消し有効活用していくため、放置された危険な空き家などに対応する安心・安全の確保、空き家などを地域の資源と考える活用促進、空き家などを増やさない予防など対策を推進していくとしている。
提供:建通新聞社