日置市は、吹上浜公園の隣接地に人工芝サッカー場の整備を計画している。2017年度9月補正予算案に、基本設計委託料2201万円を計上。8月に立ち上げた建設検討委員会での意見を設計に反映させる方針で、一定の方向性がまとまり次第年内にも発注したい考えだ。
整備は、吹上町中原の同公園陸上競技場や野球場の隣接地に計画。市が同委員会でのたたき台として立てた素案によると、3万2000uの用地に2面の確保を見込んでいる。
同委員会は、8月16日に1回目の会合を開催。「周辺にウオーキングやジョギングスペースが必要では」「サッカーだけでなく、多目的に活用できる整備を」など、委員が描くビジョンを設計に盛り込むため、引き続き協議を進める。
このほか、市は同公園体育館の空調設備改修も計画。このほど、ナックで設計に着手し、約4カ月かけて業務を進める。
整備では、桜島総合体育館にも設置された壁面への輻射式パネルの設置を予定。設計完了後、年末か18年度の年明けにも工事発注する方針だ。