国土交通省高山国道事務所は、国道41号の門原防災事業のうち、橋梁2基の予備設計に着手した。大日コンサルタント(岐阜市)が2018年3月16日までにまとめる。
今回委託した設計は、2号トンネルの高山側坑口にアプローチする部分と、2号トンネルと1号トンネルの間の区間にある谷になっている部分に架ける2橋。
高山側坑口アプローチ部に架設する橋長は約130b、谷に架設する橋長は20b〜30b程度を想定している。
現道に取り付ける部分や現道の交通確保などの内容も含めてまとめる。
門原防災は、起点の下呂市門原〜下呂市三原までの総延長2・3`区間。同区間の右岸側の山にトンネルを整備し湾曲した現道の危険箇所を回避する計画だ。
現在、メインとなる二つのトンネルの予備設計はオリエンタルコンサルタンツ(本社、東京都千代田区)が進めている。
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建通新聞社(2017/09/19)