トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2017/09/19

【愛知】岡崎市 JR岡崎駅南中央公園1期工に向け実施設計 

 岡崎市は、JR岡崎駅南で「駅南中央公園」の新設を計画しており、2018年度からの第1期整備工事に向け、中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に実施設計を委託した。設計工期は18年3月23日で、整備内容など詳細を詰める。また、準備工として1次造成工事を10月にも発注する予定。
 計画によると、第1期整備工事では敷地の本造成を進める他、配水管などの埋設工事や側溝工など基盤整備が中心になる見通し。今回の業務で1次整備と2次整備の詳細な整備内容や数量計算、工事手法などを検討する。合わせて、各個別の整備工事費などを算出して18年度予算に向けた調整を図る。
 新公園は、針崎町地内で占部川沿いの敷地約2fに整備する。同敷地東側では、隣接して駅南土地区画整理事業が展開されており、事業の進捗に合わせて公園整備を進める方針。また、一時的な避難場所として位置付けており、他の周辺避難場所や防災関連施設の現況を踏まえ、必要な防災機能などを検討する。公園内には緊急輸送用ヘリポートを兼用する芝生広場を整備する他、防災対応のシェルターを設置するなど地域の防災力強化を図る。
 整備方針によると、面積約1・2fを占める多目的広場を中心に、北部に児童エリア、森林エリア、バスケットコートなど、南部には水辺エリア、幼児エリア、健康エリアを配置する。多目的広場は、芝生広場と土の広場で構成。周囲には1周約400bのジョギングコースを整備する。水辺エリアには、噴水やせせらぎを設ける。
 今後のスケジュールは18年度に第1期工事、19年度に第2期工事を進め、20年度4月の供用開始を目指す。概算の整備費は約3億2000万円を見込む。

提供:建通新聞社