佐渡市は、相川三町目新浜町地内「佐渡金銀山ガイダンス施設建設工事」の建築について、11月末までに入札を実施し、12月議会で工事請負承認を諮る方針だ。
世界遺産推進課によると、発注の詳細は今後検討されることになるが、現状では工事は建築、電気設備、機械設備、展示に分割する見通し。建築は指名競争入札を採用する公算が大きいという。
計画によると、施設規模は展示棟延べ520平方メートル、管理棟延べ520平方メートル。目標工事費は税別7億7000万円で、内訳は建築3億4200万円、設備1億4810万円、外構2990万円、展示2億5000万円。完成予定については19年3月を想定している。
9月補正予算案には、史跡佐渡金銀山遺跡ガイダンス施設整備事業として継続費8億8956万1000円(17年度=5894万7000円、18年度=8億3061万4000円)を設定している。
基本・実施設計はプレック研究所・基設計JVが担当。