善通寺市・琴平町・多度津町は、PFI事業(BTO方式)で行う学校給食センター整備運営事業を実施する民間事業者を10月下旬に決定する。9月11日に開札、現在、事業者を選定中。今後のスケジュールは11月に落札者との基本協定締結。12月下旬に事業契約締結。2018年1月〜19年6月にかけ施設設計・建設。19年7〜8月に開業準備。施設の維持管理・運営は19年8月〜34年7月の15年間になる。
建設地は善通寺市生野町463ノ1他、生野南交差点の南西側付近。敷地面積は約5500平方b。1日当たり最大6500食。施設形態はドライシステムを採用。
配送は幼稚園が14園、小・中学校が19校。内訳は善通寺市が8園、10校、琴平町が2園、4校、多度津町が4園、5校。
善通寺市、琴平町、多度津町の現学校給食センターはそれぞれ竣工後30年以上が経過し、毎年度多額の修繕費用が発生している。「学校給食衛生管理基準」に基づくドライ方式の導入と作業区域の区分などに対応するため、新たな学校給食施設の整備が求められている。これら課題の解消を図りつつ、学校給食法の目的を実現するため、1市2町は19年8月の供用開始に向けて、新たな学校給食センターを整備する。
提供:建通新聞社