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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/09/07

【茨城】稲敷市が9月補正で庁舎再編に1・8億円

 稲敷市は5日開会の市議会定例会に補正予算案を上程した。主なものでは、庁舎再編事業で東支所と桜川地区センターの改修工事に1億8245万5000円、市道(江)1415号線の改良工事に3000万円、本庁舎書庫の除湿対策工事に1075万7000円を計上している。一般会計全体では6億6558万4000円を追加し、当初からの総額を215億8245万4000円とする。会期は9月25日まで。
 公共施設再編事業では、桜川地区センターの外構工事に9759万円、受変電設備改修に3915万円、東庁舎の舗装工事に4570万円とその設計に346万7000円を配分。
 旧桜川庁舎の本庁舎を解体して7月に新設した桜川地区センター(須賀津208)では、これから隣接する分庁舎を解体し、地盤かさ上げや駐車場整備などの外構工事を行う。
 東支所(結佐1545)は、旧東庁舎の分庁舎を改修して本年度から開庁。隣接する旧本庁舎は耐震性を満たしていないため現在解体中で、その跡地についてアスファルト舗装工事を実施する。発注は年明けになりそうだ。
 そのほか本庁舎(犬塚1570−1)で、別棟の書庫の除湿対策に取り掛かるため、工事費1075万7000円を予算化。概要は除湿機や換気ファンの設置。
 土木費では、市道(江)1415号線の新設工事費に3000万円を設定。場所は旧江戸崎庁舎前のスーパーマーケット跡地で、延長約180m、幅員7・5mで計画。早ければ11月にも入札を執行し、本年度内の開通を目指す。
 また、高田地内の市道(江)5129号線の拡幅工事には1000万円を充て、延長60mを施工する見込み。幅員を5m程度から8・5m(片側歩道)にする。
 教育費では、江戸崎総合運動公園(荒沼3−1)の屋外トイレ建設工事費に461万2000円。W造平屋、40u程度を想定し、当初予算に1436万4000円を計上したが、想定以上のかさ上げ工事やそれに伴う階段とスロープの設置のほか、地盤改良工事が必要となったため追加補正する。工事は10〜11月に入札を行う予定。
 ほかに、江戸崎公民館(江戸崎甲2148−2)に隣接する駐車場舗装に向けての調査測量に269万円、あずま生涯学習センター(佐原組新田1596)の外壁補修に289万円と音響プロセッサー交換に216万円を配分。
 さらに、あずま西小学校(福田1125)とあずま北小学校(伊佐部1673)のプール改修には233万4000円を措置している。