東京都西部住宅建設事務所は9月15日、「都営中高層住宅国立富士見台四丁目団地(3期・4期)基本設計」の委託先を決めるためプロポーザル手続きを開始する。老朽化した既存アパートを解体し、跡地に4棟約320戸の住宅を新築する計画。9月25日〜10月5日に参加表明書と技術提案書を受け付け、提案内容の審査とヒアリングを行って設計者を特定。11月8日の見積もり合わせを経て業務を委託する。
国立富士見台四丁目団地は、都営矢川北アパート(国立市富士見台4ノ17他)を建て替えて整備する。既存住宅は19棟(768戸)あり、これまでに1期事業で4棟、2期事業で4棟を解体し、それぞれ3棟ずつ新たな住宅を建設している。
今回の事業では、1968〜74年に建設した11〜18号棟の計8棟(280戸)と集会所、児童館を解体し、跡地に鉄筋コンクリート造で4棟、約320戸の住宅を新築する。付帯施設として駐車場、駐輪場、ごみ置き場などを配置する。児童館はなくす。
3・4期の事業区域面積は約1万5000平方b。用途地域は第1種中高層住居専用で、建ぺい率50%、容積率150%。
履行期間は契約日から85日間。参考業務規模(税込み)は800万円程度。
提供:建通新聞社