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利根沼田テクノアカデミーとフィリピン共和国貿易産業部（ＤＴＩ）は10日、両国の建設業の担い手育成のための教育訓練プログラム策定に向けたＭＯＵの調印式を挙行した。会場となった沼田市のディランには、桑原敏彦校長とフィリピン貿易産業部のカステロＤＴＩ次官のほか、立会人として招かれた横山公一沼田市長などが足を運んだ。
桑原校長は「今後も両国の建設業担い手育成の更なる向上を目指すとともに、フィリピン政府および建設業界との友好関係を継続していきたい」と今後の抱負を語った。カステロ次官は「フィリピンへの人材育成のサポートに心から感謝する。今回の調印を契機にこれまで以上に両国の友好関係が明るく、より良くなることを期待している」と話した。
５月にフィリピンＤＴＩが利根沼田テクノアカデミーを視察。７月にはアカデミー側がフィリピンで担い手育成などに取り組むカビテ建設人材育成センターを訪れ交流を深めてきた。
両者は建設業界の人材育成プログラムを活用しつつ、センター再建計画の策定に積極的なサポートを行うことで合意。センター再建計画を年度内に作成しＭＯＡ調印を行う方針。