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秋田建設工業新聞社
2017/09/13

【秋田】鹿島JVと40.5億円で契約へ/環境保全センターD区処分場整備

 県議会の第2回定例会9月議会が13日に開会し、大仙市協和上淀川の秋田県環境保全センターで行われるDU−1期処分場の造成工事について、契約額40億5,108万円(税込)で鹿島・中田・大森・荒屋鋪・佐藤特定建設工事JVと請負契約を締結する件が議案として上程された。事業は県環境整備課の所管で、契約が承認されれば11月にも着工し、平成32年3月19日の工期で整備する。
 同事業は、D区T期処分場が31年度末で埋め立てをすべて終了する見込みとなっていることから、供用中のD区T期処分場に隣接した敷地に、新たな処分場(DU−1期)を整備するもの。処分場形式は従来型(被覆施設なし)、埋め立て構造は準好気性埋立構造、埋め立て方式はセル方式併用サンドイッチ方式で、32年度の供用開始を目指す。
 今回の処分場造成工事は、埋め立て面積41,000u、埋め立て容量500,000㎥。施工延長は432.8mで、造成(掘削347,300㎥、盛土153,900㎥)や地下水集排水施設(埋立地内、L8,093m)、遮水工(162,700u)、雨水集排水施設(L3,114m)、浸出水排水施設(L1,947m)、浸出水調整槽工1カ所などを整備するもの。
 工事請負契約が議会で承認されれば11月以降に着工。今年度は掘削工事に着手し、盛土や集排水工、調整池工などは来年度で推進する。造成設計はエイト日本技術開発がまとめた。


提供:秋田建設工業新聞社