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建設新聞社
2017/09/13

【東北・宮城】岩沼市矢野目西区画整理の造成工 17.5億でフジタ・佐藤建設JV

 宮城県岩沼市は12日、仙台空港民営化などで物流拠点の立地が期待される矢野目西地区土地区画整理事業の造成工事の施工業者を決めるため、制限付き一般競争入札を行い2落の17億5000万円でフジタ・佐藤建設JVが落札した。
 入札には同JVのみが参加。予定価格は17億7019万8000円、最低制限価格は15億9317万8000円だった。
 矢野目西地区は仙台空港や仙台空港ICに近接しており、同市のいわぬま未来構想と復興計画マスタープランで物流産業の集積地に位置付けていることから、空港周辺地域の活性化を図る市街地整備として市施行の土地区画整理事業を進める。
 計画場所は、宮城県が整備した工業団地「仙台空港フロンティアパーク」の南側で、農地が広がる下野郷南坪ほか地内の18・1f。今回の工事では、造成面積約16fを対象に、25万立方bの盛土工を行い区画全体を約1・5b嵩上げするほか、地盤改良工として2400立方bの中層混合処理、8万立方bのグラベルマット工などを実施する。また、民間企業へアンケートによる立地意向調査などを行い、岩沼市と進出を希望する企業との媒介業務も行う。
 工期は2019年3月31日まで。設計はオオバが担当した。

 提供:建設新聞社