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建通新聞社(東京)
2017/09/11

【東京】小平・村山・大和組合 不燃・粗大ごみ施設

 小平市、武蔵村山市、東大和市で構成する小平・村山・大和衛生組合(管理者・小林正則小平市長)は、(仮称)不燃・粗大ごみ処理施設整備工事の設計・施工者を決めるため、早ければ9月中に性能発注による一般競争入札を公告する。2018年2月までに仮契約を結び、組合議会2月定例会での承認後に設計・建設に着手する。17〜19年度で設計・建設を進め、20年度の稼働を目指す。
 7月臨時議会の一般会計補正予算で工事費6000万円、工事監理費527万円を計上した他、18〜19年度を期間とする債務負担行為として工事費に限度額26億1840万円、工事監理費に限度額7217万7000円を設定した。
 組合敷地内(小平市中島町2ノ1)にある既設の粗大ごみ処理施設が老朽化していることから、隣接する小平市清掃事務所(小平市中島町2ノ2)の敷地約3690平方bに新施設を建設する。不燃ごみ、粗大ごみの破砕・選別施設を行う施設で、処理能力は1日当たり28d。
 建物の施設規模は鉄骨造4階建て延べ約2600平方b。地下部には鉄筋コンクリート構造の深さ8〜10bのごみピットを設ける。主要設備は貯留ヤード、ごみピット、ごみクレーン、手選別コンベヤー、破袋機、粗破砕機、高速回転破砕機、磁力選別機、アルミ選別機、貯留ホッパ。
 建設地となる小平市清掃事務所の敷地には、鉄筋コンクリート造3階建て延べ476平方bの事務所があるため、先に既設建物を解体する。既設建物の解体工事は本体工事に含まれる。新施設が稼働する20年度以降に、別途工事として既設の粗大ごみ処理施設を解体する。

提供:建通新聞社