日本工業経済新聞社(群馬)
2017/09/08
【群馬】職場環境改善セミナーを開催
県建設企画課は6日、前橋商工会議所で「女性・若手技術者がイキイキワクワク働く職場環境改善セミナー」を開催した。当日は県内建設業の経営者や幹部など約50人が参加。日本コンサルタントグループ(東京都新宿区)やタカヤ(岩田県盛岡市)、新井土木(みどり市)から講師を招き、職場改善の具体的な方法や課題を紹介した。
冒頭あいさつに立った尾内文彦建設業対策室長は「建設業の担い手不足問題は喫緊の課題。女性や若手が働きやすい環境を整えることで、担い手不足を解消、ひいては会社自体の業績も向上する。是非、このセミナーを参考にして頂き、各社で取り組んで頂きたい」などと参加者に呼び掛けた。
セミナーでは、日本コンサルタントグループの永島啓子氏による「建設人材不足の現状と女性・若手技術者活躍の必要性」に始まり、タカヤの加藤瑞紀氏が「女性・若手技術者がイキイキワクワク働く職場改善」、県産業経済部の「群馬県いきいきGカンパニー制度について」、新井土木の鈴木献一氏による「子育て支援の取組について」と講演が続いた。