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建通新聞社
2017/09/08

【大阪】大阪市 鶴見緑地活性化へMS実施

大阪市は、花博記念公園鶴見緑地の活性化に向けた利活用案や事業手法を探るため、マーケット・サウンディング調査を実施する。10月13日に民間事業者からの参加表明と提案概要を受け付け、同月16〜27日に対話を実施する。調査結果は12月下旬に公表する予定だ。
 同緑地は、大阪市鶴見区、守口市高瀬などに位置。1990年には「国際花と緑の博覧会」(花博)の会場になった。花博の存置施設や設備の老朽化への対応、魅力が薄れた施設の利活用などが課題となっている。
 事業提案の内容は▽鶴見緑地全体での事業展開▽鶴見緑地のゾーン単位での事業展開▽鶴見緑地の個別施設での事業展開▽花博の理念を継承する事業展開▽鶴見緑地でのソフト事業の展開―の5項目。民間事業者のノウハウ、幅広いアイデアを求める。新たに建築物を設置する場合の許容建築面積は約8000平方bだが、休養施設、運動施設、教養施設については最大約8万平方bまで可能としている。
 同緑地の面積は約125f。用途地域は第1種住居地域、第2種住居地域。主な既存施設は、迎賓館、国際陳列館、咲くやこの花館、国際庭園、水の館、鶴見緑地球技場などがある。
 同市は、参加任意の現地見学会を9月21日午前10時(参加受付は9月19日まで)から開く。