シチズン時計鹿児島(黒澤行男社長)は、日置市の皆田工業団地内で第5工場を増設。小田建設(鹿児島市)の施工で基礎工事を進めており、2018年3月の竣工を目指す。投資金額は約6億円。
建設地は東市来町湯田5839で、建物規模はS造一部2階建2776u(基礎−RC造、2階床−鋼板デッキ上にコンクリート)。敷地内(4万7947u)の五つ目の工場棟となった。
1階は、製造工場で分散していた工程を集約。製造用機械を最適に配置し、生産能力を向上を図る。2階は新たに社員食堂を設け、従業員の働く環境改善に取り組む。18年4月の稼動を予定している。
同社はシチズングループの腕時計の駆動装置(ムーブメント)の基幹部品を製造する主要拠点。5年ぶりの工場棟増設となった。