薩摩川内市は、BTO方式で進めるコンベンション施設整備・運営事業に関する公募型プロポーザルの募集を8月28日に締め切り、提案書を1者(グループ)が提出していたことが分かった。今後、内容を審査し、9月下旬にも優先交渉権者を決定する。
建設地は、川内駅東口に隣接する市有地で、敷地面積は8185u。施設構成は、コンベンション施設のホールが約1200u(最大収容定員1000人以上)、間仕切り利用可能な会議室は約900uとしている。
また、産業支援機能(約150u)や交流支援機能(約1000u)、子ども等支援機能(約500u)などを配置し、公共施設部門で延べ約6000u。このほか駐車場は、65台を超える台数を川内駅の近接地に確保する予定だ。
今後のスケジュールは、9月下旬に優先交渉権者を決定。10月に基本協定、11月に仮契約を結び、12月議会の議決を経て本契約を締結する。供用開始は20年7月からで、維持管理・運営期間は40年3月まで。