鹿児島市は、平川動物公園の遊園地リニューアルを計画。基本計画策定業務について企画提案競技を行った結果、このほどプレック研究所を選定した。近く契約を行う予定で、参加業者は1者だった。同社は2009年度から7カ年かけて整備した同公園リニューアル事業の基本計画策定にも携わった。
業務内容は、施設の整備状況などの現況把握を行うとともに、課題整理や社会情勢分析、他都市のリニューアル事例などを踏まえ、基本コンセプトや方針、イメージ図、概算事業費算定やスケジュール案の策定など。また、PFIや定期借地権方式などの民間活力を活用した場合と市が直接整備した場合との比較も含まれいている。10月上旬に第1次、12月上旬に第2次の基本計画案を提示し、18年2月28日までにまとめる。提案段階での業務規模は321万円(消費税等含む)を見込んでいる。
遊園地は、敷地面積が1万3300u。1963年に導入されたミラーハウスをはじめ、チェーンタワー(89年導入)、飛行塔(90年導入)、ゴーカート場(93年導入)、観覧車(同)、メリーゴーランド(2003年導入)の大型遊具を中心に構成されている。