日本工業経済新聞社(群馬)
2017/09/06
【群馬】群交協が県県土整備部と意見交換会を実施
群馬県交通安全施設業協同組合(中井正弘理事長)は4日、同組合事務所で県県土整備部と意見交換会を行った。組合からは中井理事長や久保田雅之専務理事をはじめ、各理事・各部会長などが参加。県からは清野哲哉技監、岩下勝則建設企画課長、小板橋信夫契約検査課長、若田部純一道路整備課長、町田孝道路管理課長などが出席した。組合側は交差点付近のライン維持補修について、交通管理者と道路管理者の協調対応や区画線の予算増額を要望した。
冒頭、中井理事長は「これまでの様々な要望に対して真摯なご対応、また実現していただき組合員一同感謝しております。私共の組合は規模の小さい業界ではございますが、県が推進している事業・イベントについて他業界よりも積極的に協力して参りたいと考えております。今後も引き続き県土整備部様の手となり足となり協力していきますので、よろしくお願いいたします」と述べた。
清野技監は「皆さま方の豊富な経験と優れた技術力を活かして県の良きパートナーとして引き続きご協力を賜りますようお願いします。本日は皆さま方の生の声を聴かせていただくとともに交通安全施設業の健全な発展に向けて忌憚のないご意見を賜りますようお願いします」と呼び掛けた。
意見交換では、横断歩道を管理する交通管理者と右折レーンを管理する道路管理者の協調対応、区画線の予算増額、現在見直しを進めている「はばたけ群馬・県土整備プラン2013−2022」の重点検討箇所、発注平準化、道路案内標識板の輝度測定などが議題に挙がった。
県県土整備部は交通管理者との協調対応について「今年度から交通管理者と作業工程について調整を行うということになった。調整箇所が多いという課題は認識しているが、改善に向けて動き出している」と回答した。