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建通新聞社(岡山)
2017/09/06

【岡山】岡山市岡南環境センター、玉野市東清掃センター、岡山市久米南町衛生施設組合クリーンセンターの3施設を集約して新たに可燃ごみの広域処理施設を建設

 岡山市、玉野市、久米南町の2市1町で構成するごみ処理広域化対策岡山ブロック協議会は、岡山市岡南環境センター、玉野市東清掃センター、岡山市久米南町衛生施設組合クリーンセンターの3施設を集約して、新たに可燃ごみの広域処理施設の建設を計画している。2018年6月をめどに建設候補地を選定する予定。
 現在、11月30日まで岡山市、玉野市、久米南町全域を対象に建設候補地を民間からも募集している。応募にあたっては、地元同意が得られていることなどが条件。また、並行して、各自治体も公有地など対象用地の選定を進める。
 施設の必要面積は1・3f以上、施設規模は200d/日以上(100d×2炉)で検討する。施設稼働目標は25年度。
 基本方針には、安全・安心な施設で安定的な処理が確保される施設、再生可能エネルギーを発電や余熱利用として最大限活用した施設、周辺環境と調和した施設、ライフサイクルコストが最適化できる施設などが掲げられている。事業手法は公設民営(BDO)などを検討していく見通し。
 なお、広域処理に伴い廃止予定の施設については、資源化施設や粗大ごみ処理施設などが隣接されていることから、効果的に収集運搬を行うための中継輸送施設や災害廃棄物の仮置き場、災害発生時の避難場所、救援物資の備蓄基地、災害廃棄物処理施設などの活用が考えられる。 

「提供:建通新聞社」