愛媛県公営企業管理局は、入札手続きが進められている新居浜病院建て替えに協力事業者として参画を希望する県内事業者を支援するための登録を受け付けており、第1期登録した11者を公表するとともに、9月25日まで第2期登録事業者を受け付けている。
登録制度は、病院建て替え事業を受注した事業者に対して、協力業者などとして参画を希望する事業者を県が元請け事業者に紹介するもので、県内事業者が参入しやすい環境を作る。
登録受付は2回実施され、第1期登録は8月18日まで受け付けられ、8月28日に公表された。第2期登録は9月25日まで受け付けられ、10月6日に公表される。登録希望者は県公営企業管理局県立病院課施設係まで登録届などを電子メールで提出。
第1期登録された11者は三徳電機(松山市)、重松兄弟設備(松山市)、四国通建(今治市)、タステム(新居浜市)、牧野商会(新居浜市)、宮崎土木(西条市)、河端硝子(新居浜市)、西条建設(西条市)、白石建設工業(新居浜市)、中央建設(今治市)、越智電機産業(今治市)。
新居浜病院はデザインビルド手法で建て替えるため、入札手続きが進められており、9月1日まで入札参加者を受け付け、11月30日に入札が実施され価格の他、提案内容の妥当性・確実性などを総合的に評価し2018年2月上旬に落札者が決定する。
計画段階の新病院の規模は診療棟が鉄筋コンクリート造5階塔屋2階建て延べ1万9580平方b、屋上ヘリポート、エレベーター6基、エスカレーター有り。他、現救命救急センターを管理棟に改修する。規模は同造3階建て延べ5603平方b。
予定価格は91億8070万円。工程は19年7月着工、21年7月の開院を目指す。駐車場整備など付帯工のため全体工期は22年3月31日。
提供:建通新聞社